今回説明する流れは医師を覗く医療従事者にはだいたいは当てはまると思うので違う職種を目指す方でもぜひ参考にしてみてください!!
昨今、様々な変化が起きている中で職業についての考え方もかなり変わってきていると思います。 そして、広く安定職として認知されていた公務員でもAIが活躍する将来、確実に仕事があるとは言えないのではないでしょうか??
私は今後安定を求める人や周りに貢献できる仕事を探す人にとって「医療従事者」という選択肢はかなり最適解なのではと思います。
そこで今回は医療従事者である私が自分の職である「放射線技師」になるためのステップについて本記事に書いていきます!
放射線技師になる条件
放射線技師として働いていくには国家試験で合格して資格を得ることが必須条件です。 この国家試験を受けるための受験資格は以下のようになっています。 学校教育法(昭和22年法律第26号)第90条第1項の規定により大学に入学することができる者(法第20条第1号の規定により文部科学大臣の指定した学校が大学である場合において、当該大学が学校教育法第90条第2項の規定により当該大学に入学させた者又は法附則第11項の規定により学校教育法第90条第1項の規定により大学に入学することができる者とみなされる者を含む。)であって、文部科学大臣が指定した学校又は都道府県知事が指定した診療放射線技師養成所において、3年以上診療放射線技師として必要な知識及び技能の修習を終えたもの
厚生労働省ホームページ
要約すると3年生の専門学校か、4年生の大学を卒業する必要があるという事です。 国家試験の合格率については、昨年のデータでは全体で73.7%、新卒で82.8%という結果でここ数年では約80%の合格率になっています。
放射線技師になるルートは現状2択
上記のように放射線技師になるためのルートとしては基本的には専門学校か大学に通うかの2択になってくると思います。 ここでまず気になる就職の有利不利ですが僕個人としてはあまりないのではないかと思います。実際私の職場には同期に大卒も専門卒も存在しています。
結論
僕としては大学を卒業しておくのがベストだと考えています。 理由として今の流れと、1年多く時間を自分に投資したことは十分に意味があると感じたからです。 そしてここからは実際のこの二つの選択肢で差が出る点についてメリット、デメリットの形でまとめてみました。
専門学校に通う
専門学校のメリット
・早く卒業できる →すでに他の職をやっていて放射線技師になりたくなった人が専門に行くパターンの理由としてこれが多いイメージです。 大学と比べて1年早く現場に出られるのは放射線技師になりたい気持ちが強い人にとってはありがたいことですね。
・学費が安い →専門学校を選択することは大学に比べて一年分安いので総額で100万円以上の節約になります。これは学費の問題であきらめなければならない人からすればこの差は大きいと思います。
専門学校のデメリット
・かなりタイト →大学で4年間ゆっくり学ぶのとは逆に専門では短い三年間という時間で学ぶべきことを詰め込むのでかなり毎日が忙しくなります。 そしてこれは看護学校などの他の職種にも同様の事が言えて専門ならでは特徴といえると思います。
・現状、専門よりも大学の方が増えている →放射線技師の世界では最近大学院に進学する人なども出てきていて大学で終わらず6年間学びに費やす人が増えてきています。 そのため専門学校で3年間のみというのはもしかすると今後の将来足かせになるかもしれません。 しかし、社会人になってから仕事終わりに通いで大学院に通う人もいるのでそこまで悲観的に考えなくても大丈夫だと思います!!
・給料が安い →多くの病院では初任給の時点で専門卒<大卒<大学院卒の順番で給料が変わってくるので、そこは覚悟しておくか、そこの差がない病院を狙って就職する必要が出てくると思います。
大学に通う
大学のメリット
・給料が高い →上記の書いたように基本、初任給に関しては「学歴が高い=給料が高い」の関係性が見られます。そのため、1年間多く学費を払うことになりますがその一年分が将来の自己投資になるのでは?と僕は考えています
・時間をかけられる →大学の4年間は専門よりも時間があるため(それでも普通の大学生よりは恐ろしく忙しいです)実習などに十分な時間をかけることができます。この実習は国家試験というよりも現場での実践的な力につながるので僕としては大変有意義な時間にすることができました。
大学のデメリット
・専門よりも学費が高い →これが最大のデメリットだと思います。100万円はアルバイトなどで簡単に稼げる額ではないのでこれを理由に専門にしてしまう人は多くいると思います。 ですが、今では奨学金や成績優秀者の免除制度がある学校もあるのでそういった所を踏まえて考えてみるのも手だと思います。皆さんぜひ医療職というこれからの未来安定がかなり約束されているジャンルに興味を持っていただけたでしょうか?? 医療従事者は様々な種類がありますのでぜひご自分でも探してみてください。 どの職種でも基本的には人と接することが必須になってくるのでそれが苦手な方には少し難しい職種かもしれません。 ですが、この人とのかかわりがこれからもロボットやAIには代替できない人としての強みだとも思います。 安定して仕事の選択肢として「医療従事者」を考えてみてください! ↓ちなみに就職の流れは下記の記事に詳しかいています。↓
おわり。
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