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2021年卒が語る 病院への就職活動の流れ

医療学生生活

こんにちは!!

一般企業の就活は大学三年生の秋頃から合同説明会やインターンなどで行きたい企業を絞っていき大学四年生に進級する頃、面接を受けだすと思います。
しかし、病院で働いていく医療の専門職の就活は時期や内容がかなり変わってきます。
そこで今回は「病院就職の具体的な流れと対策」について体験談も踏まえて書いていきます。

この記事を読めば以下の事がわかります。
・病院就活のピークの時期がわかる
・一般企業への就活との違いがわかる
・就活で成功するためのポイントがわかる

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
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・就活の時期

season

看護師は少しそれ以外の職種は大体秋頃がピーク

医療職の就活は看護師だけは早い時期の1~3月ごろには病院説明会や周りの同級生や先輩の実習先の話や、先生と相談を重ね、受ける所の目星をつけて4~5月の春ごろにはどんどん面接を受けていく形になります、

それに対してその他の医療職(臨床検査技師、診療放射線技師など)は秋ごろの10月周辺で大学病院などの人気病院の募集や試験などが始まることが多く、年明け前に多くの生徒が就職先を決める形になります。また、地方の病院や国立の病院は少し早く、夏ごろには募集が始まっていることが多いです。そして年明けでも求人が出ることもあり、国家試験が終わるぐらいのぎりぎりの時期に有名病院の求人が出て、競合する人が少ない中就職先を決める人もいます(かなりギリギリで心臓に悪そうですがww)

病院説明会などは各病院で行われる

病院説明会は基本的にそれぞれの病院で行われるもので一般企業のように大きな会場(関東だとパシフィコ横浜など)を借りて一斉に行われる合同説明会のようなものはありません。そして、どの病院も必ず行うわけではないので場合によっては学校の先生にお願いしたり、自らアポイントを取って病院見学に行くこともあります(昨年度はコロナの影響で説明会をやってくれる病院はかなり少なくなりました。)

・一般企業との違い

一般企業との違い

病院就職はあっさり進む

病院の就職は専門職の就職で一般企業と比べて母体数が少ないことから1次審査(書類審査)→2次審査(面接、筆記試験等)で終わるパターン、多くとも3次試験ではほとんどの病院が決まります。

内容は一般企業と似ている所と違うところがある

試験の内容としては書類審査と面接は必須で、ここは一般企業と同じです.
しかし、病院ではSPI総合検査よりも国家試験と同じ内容の問題を50問解かせるような問題の方が多く見られます。

そして、病院の種類によっては小論文や集団面接、中には実技もやらせるような病院もあります(僕の知る限りでは国立大学病院)

・就活を成功させるためのポイント

就活を成功させるためのポイント

ここまで病院への就活の特徴を書いていきました。その上で実際、昨年就活した僕がここは大切だったなと感じたところを伝えていきたいと思います。

行きたい病院の説明会などには必ず行く

行きたい病院の事をネットで調べて「3次救急なのか」や病床床を理解することはもちろん大切で、そこに+αで実際に見学に行くことを強くお勧めします。見学に行くことで働くイメージや国家試験勉強のモチベーションにつながります。
しかし、多くの病院が当たり前に見学会を開いてくれるわけではないので上記でも記載したように先生や先輩、または自分からアポイントを取ることも手だと思います。

やはり、専門職の狭い世界なので病院の職員と先生が知り合いという事はざらにあります(だからと言ってコネで入れるというわけではありません)

資格を取るとかなり有利

一般企業だと簿記やTOEICの高得点を持っていると強いように病院就職でも専門職の資格以外をもっていると周りと差をつけられます。
僕は放射線技師として病院で働いていくのですが、この放射線技師の資格(先日、無事合格しました)に加えて、「第1種放射線取扱主任者、第2種放射線取扱主任者」を保有していたため、就活を楽に終える事ができました。

この資格は学生のうちからとれるので放射線技師として就職活動をするときにはぜひ考えてみてください!(放射線取扱主任者について詳しく知りたい方がいましたらお問い合わせかTwitterのDMを下さればより細かく説明します)

結局は面接が一番大事

SPIの問題や国家試験の内容問題などもありますが、私は面接が一番大事ですし、ここで最後は決まると考えています。
病院での面接はあまり長くなく、友達の話などを聞いても15~30分が平均なので凝った質問などはなく、よくある質問(学生時代に力を入れたことは何ですか?など)ばかり聞かれます。
なのでしっかり対策していけば自分の思った通りに進めることができると思います!!

・医療職として病院に就職した際の注意点

医療職として病院に就職した際の注意点

病院に専門職で就職するという事は就活に加えて最も大切な国家試験があります。(だいたい2月のあたりに行われて3月に結果発表)
これに落ちると次の試験来年まで専門職としての業務を行うことができません。
そのため、大きい病院では特に内定が決まっていても国家試験に落ちることで取り消される事が大半です。

もし、内定取り消しがなかったとしても同期は業務を行う中、自分は十分な役割をこなすことができず、肩身が狭い思いをすることになります。
そのため、就活に全力を注ぐのではなく、国家試験の勉強も継続的に続けることが大切になってきます。

・最後に

最後

いかがだったでしょうか?
医療職の勉強をするために大学や専門に入ると他の大学生からすると本当に異質な4年間を過ごすことになります。

そしてその最後の仕上げである就活もこのようにかなり変わってきます。
この異質さを理解し、対策していけるような人を増やすためにも今回記事を書かせていただきました。

ですが仮に就活で新卒は失敗しても今の時代、転職もどんどんしていいと僕は思います。
少し調べただけでも、以下のような転職支援サービスもあるようなので登録だけしてみると耳寄りな情報などが手に入るかもしれません。

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皆さんが無事に就活を終えることを願っています。
それでは!!

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