こんにちは!!
僕は今年大学を卒業して病院で働きだした社会人一年生です。
職種は「診療放射線技師」として働いています。
皆さん、知ってますかね??笑
レントゲン技師とかいった方がわかりやすいかもしれません笑
数年前、本田翼さんと窪田正孝さんが主演のドラマ「ラジエーションハウス」で話題になった職種です。
今回は僕の職業である放射線技師(レントゲン技師)の一日の流れや業務の内容について書いていこうと思います。
今回の内容は普段あまり知ることができない内容なのでとても面白いと思います。
また、これから放射線技師を目指す人や現在勉強中の人、さらには医療業界への転職を考えている人にはかなり有益な情報だと思うので最後まで読んでみてください。
このブログでは過去に放射線技師についていくつか記事を上げているのでそちらもあわせて読んでいただけると理解が深まると思います。
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業務時間は??
業務時間ですが、病院は8時〜16時や、8時30分〜17時などの業務形態が多くみられます。
その時間内で僕の職種である放射線技師は、さまざまなモダリティ(機械のこと)に配置され、撮影業務をこなしていきます。
そのため、一般企業に比べてスタートの時間が早く、終業時間が早いのが特徴かなと思います。
また、業務の時間も比較的短くなっていると思います。
ですが、その分施設によっては土曜の13時までの業務があるなど、1日が短い代わりに複数日にまたがっている場合もあるので、何日も行くのが嫌だ!という人は前もってそこは確認しておいた方がいいかもしれません笑
そして、病院勤務ならではの装置の立ち上げをするための早入り。夜勤、日曜日に出勤する日勤などさまざまな時間で働いていくことになります。
これは僕としてはいろんな仕事スタイルがあるので、仕事に飽きず、楽しめる要素かなと思ってます笑
朝~午前中の流れ
それでは具体的に僕の職場の朝の流れを紹介します。
朝は大体始業時間の30分ほど前についてサクッと着替えます。
病院勤務のメリットとして私服で通勤できるので本当に着替えが楽です笑
(ユニクロのスウェットにはお世話になってます。笑)
そして、担当のモダリティの部屋についたらその日の検査の内容や、不明点を医者や看護師とすり合わせたりしてこれからはじまる検査の準備をしていきます。
注意
これは僕の場合でして、先輩の中には5分前に来るような人もいます笑
その後、検査をどんどん行なっていきます。
大体10時〜11時ごろがピークになってきます。踏ん張りどこです笑
その後お昼は11時〜13時の間でみんなで回していきます。
この時間も検査数は少ないのですが、人が薄くてなかなか辛い笑
こんな感じで午前は検査に追われる形が多いです。
お昼の過ごし方
先ほど伝えたようにお昼の時間は11時〜13時のあたりで回していきます。
(僕の今の職場も、臨床実習でお邪魔した施設も同様に行っていました)
これは全員が同時に入ってしまうとその時間の検査の流れが止まってしまうからです。
そして、お昼は技師だけ(科の担当の看護師さんも含めて)の休憩室でとる人が一番多いです。
結婚している人なんかは奥さんに弁当を作ってもらうパターンがもっとも多いですね笑
また、病院にはだいたいどの病院にも食堂がついています。
これは患者さんや軽症で病棟にいる患者さんが利用できるようにと設置されています。
また、病院には患者さんの部屋に持ってくる入院食を作る栄養士さんがいることから、その栄養科と連携して、かなりヘルシーかつ栄養素たっぷりなランチを提供してくれる施設もあります。
栄養科のプロが提供してくれるランチを職場で、かつ安価に楽しめるのは職場に感謝です笑
また、大学病院なんかですと、学生食堂を利用できる施設もあり、さらに安くボリューミーなあ料理を楽しむことができます。
しかし、病院勤務で少しデメリットもあります。
それは「気軽に外食できないこと」です。
というのも、院内の服装は白衣やケーシーなどのいかにも病院勤務でかつ清潔を求められる服装をしているので、そのままで外にはでにくい状況になっています。
そのため、着替える必要があるので気軽に出て行って料理が提供されるのが遅かったりすると、ゆっくりできるお昼にはならないかもしれません。
ですが、毎日外食するのはお金がかかりますし、自炊する力がつかないので僕自身としてはたまに行く程度なので、一切デメリットには感じていません笑
午後は検査も少しずつ落ち着いてきて、外来の患者→病棟の患者さんへと移ることが多いと思います。
働いている身からするとこの時間は「最後にいっちょ頑張るか!!」という感覚ですね笑
しかし、だからと言って朝ほどではなくても普通に忙しいです笑
放射線技師の業務としては午前中にやった手技の結果を見るための検査等、午後ならではの検査もあります。
また、病棟のポータブル撮影なども午後が多いですね。
病院の受付時間終了後の流れ
病院での放射線技師が扱う検査はどれも基本的には予約や予定通りの検査が多いことから非常に長い残業がおきることはほとんどありません。
というのも病院は定時の後には救急車を受け入れるために夜勤担当の人が規模にもよりますが1人~複数人いるので、残った作業は引き継ぐことができるのです。
という事は毎日定時上がりじゃん!!最高!!と思った方。
甘いです笑
確かに検査業務は定時で終わりですが、それだけやっているとただの現状維持にしかなりません。
病院をよりよくする、職場内の問題を解決するための会議などが検査業務後に行われるのです!!
もちろん残業代は出ますよ笑
どうしても日中は検査に追われるため、大人数での会議を行う余裕はないんですよね~。
毎日ではないですが、こういった会議や話し合いのおかげで放射線の被ばくを低減したり、待ち時間が低減したりなどの患者さんにもっと満足していただける、多くの人を救うことができる病院になっていくのです。
最後に
いかがでしょうか??
皆さんの職場とはかなり違ったのではないでしょうか??
病院勤務の最大のメリットは「すぐに実感を得れること」だと思います。
放射線技師を例に挙げるとひとりの患者さんと関わることで感謝をされ、その写真がうまく取れていると自己肯定感も上がる。
こんなにスピーディーに得るものがある仕事。そうはないと思います。
また、これから高齢化していく中で需要が消えることのない病院。
職としての安定感も正直高すぎると思います。
転職も視野に入れてこれから過ごしてみるのも十分ありだと思います。
医療職に転職をお考えの方はこちら!!
ぜひ今回の記事を読んでざっくりでも病院勤務の事が理解できてくれると嬉しいです。
本日もありがとうございました!!
それでは!!
おわり
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