学び

[簿記三級は独学・1か月で十分] 医療従事者が簿記三級に1発合格したお話~社会人としては必須のスキル~

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こんにちは!
突然ですが、皆さん。お金の知識足りていますか??
僕は恥ずかしながら足りていません。

僕は普段、病院で働いているので資本主義の中、ゴリゴリとビジネスをやっているサラリーマンの友人に比べて金融リテラシー(経済やお金に対する基礎知識)がかなり不足していました。

そこで僕は様々な本やユーチューブで学びながら、手始めに「簿記三級」に挑戦することにしました。

そしてつい先日、一発で合格することができました!!

今回は僕のような病院勤務で経済ニュースからかけはなれた人間が簿記三級に合格した流れ・勉強法についてこの記事にまとめてみました。

結論、「1か月の勉強期間・5000円の自己投資」があれば余裕で合格できます。

ぜひ皆さんもこの記事を読んですぐに行動しましょう!!

簿記三級がなぜ必要なのか?

経済ニュースや株式投資に役に立つ

まず簿記の知識は現在の資本主義をここまで発展させるうえで必須の知識です。

なぜならば簿記の知識から賃貸対照表と損益計算書はできており、どこの企業でもこの二つを決算で作成し、今期の売り上げや会社の業績、お金の流れを把握し、会社がよりよくなるためにはどうすればいいのかの行動に移していきます。

ここで賃貸対照表と損益計算書とはなんか?という所軽く説明します。

例としてここでは「トヨタ自動車」のデータを基にしてみようと思います。
これはかなり簡略化されたものですが、見やすいため引用させていただきました。
(実際はもっと項目がたくさんあります。)

損益計算書
(借方)売上高:100%       (貸方)費用:93.8%  利益:6.2%

賃貸対照表
(借方)現金証券:7.1%他資産:92.9% (貸方)借入金 38.8%  他負債 21.6% 株主資本 39.6%

引用:https://jp.reuters.com/investing/quotes/profitLoss?symbol=7203.T

損益計算書はざっくりいうと「今期の会社のお金の流れ」、
賃貸対照表はざっくりいうと「会社が現在、どれだけお金を持っているかを表す
を表しています。

そしてそれは上記の貸方と借方を比較する事で把握することができるのですが、簿記を学ぶとこの賃貸対照表と損益計算書を理解するどころか作成することもできてしまいます!!

また、僕が簿記を学ぶ前ではテレビでよく「当期純利益は~」などの意味不明な言葉が流れても何も気にしていませんでしたが、簿記を学びこれらの言葉の意味を理解しすることができました。

するとこれまでただ流していた経済の動向についてより敏感に反応することができるようになり、ここからさらにリテラシーを上げることができそうです笑

そして、株式投資をする人の中で個別株に投資するうえで企業の現在の業績や状況を知りたい人もいると思います。

上場している企業では決算を毎期報告しているので、株式投資に興味があり、それぞれの企業の現状を知りたい人にも簿記はお勧めできます。
実際に先ほど例に挙げた「トヨタ自動車」はこのような報告をホームページに挙げています。

トヨタ自動車 決算

また余談ですが、先日あるユーチューバーさんの会社が借金まみれだとかで騒がれていましたが、あれも簿記をしっかり理解していれば、視聴者の方々は自分の力で考えられたのでは、、と思います。

ステップアップができる

結論、簿記三級を持っているだけでは年収が爆上がりするようなことは決してありません。

ですが、簿記三級の知識は高年収の地位を得ることができる資格への足掛かりになるのです。
つまり、今から上げる資格を取った人は必ず簿記の知識を持っているのです!!!

そして、簿記が足掛かりになっている資格は以下のようなものはあります。

・簿記1・2級
→さらに簿記三級を極めていくとそれの上位互換である簿記1・2級を目指すと思います。
特に1級まで行くとその分野の「プロ」といっていいほどの知識を身に着けることになります。
そして、この資格を持っていると他の人に比べ社内での昇給が早まり、給料が上がることにつながります。

・中小企業診断士
→この資格は日本のMBA(経営学修士)とも言われていて。唯一のコンサルティングの国家資格です。
この資格の根本にもやはり簿記の知識が関わってきます。
この資格を取れば自分の権威性を上げることにつながり、中には独立も可能にすることができる資格でもあります。

・公認会計士
→弁護士や医者と同じ高収入を得ることができる資格の一つである公認会計士。
公認会計士になれればかなり安定的な給料が得られますよね笑

ですが、この資格は取るまでに非常に多くの時間と労力が必要になります。

そこで僕はこの資格に興味がある人は一度簿記を学んでそのジャンルに興味があるのかを判断してみるのがいいのではないかと思います。

何度も言いますが、これらの資格のもとには必ず簿記の知識があります。

また、ビジネスをする人、すべての下地にこの資格があるとも僕は思っているのでぜひ挑戦してみましょう!

転職・就職のための自分のスキルアップ

簿記は50年以上前からある国内でかなり伝統的かつ認知されている資格です。
つまり、よくわからない難しい資格よりも簿記の方が相手からすると評価しやすいのです。

そのため、転職や就活の際に簿記の資格(できればより上の級)を持っていると、かなりの付加価値になること間違いなしです。

そのため、現役大学生の皆さんは積極的に簿記に挑戦することおすすめします!!

具体的な試験の種類

 

簿記試験は一つだけでなく、団体が違ういくつかの試験の種類があります。

・日商簿記
→知名度・受験者数ともにナンバーワン。転職やキャリアアップに使える。
・全商簿記
→略さないでいうと「全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定」といい、主に商業高校の生徒がメインに受ける試験
・全経簿記
→これは経理・会計の専門学生が主に受ける試験です。

この様に3つに違いがありますが、説明やこれまでの記事を読んでもらえればわかるように、

受けるのは「日商簿記」の一択で間違いないと思います。

そしてこの日商簿記三級においてはオンライン試験と統一試験の二つの種類があります。
ちなみに僕はオンライン試験を受けました!!

統一試験

統一試験は各県に複数施設ある商工会議所で受ける試験です。
この試験は筆記試験で、受験したい人はそれぞれの商工会議所に受付をする必要があります。
試験の時期は毎年6月、11月、2月の3回行われていて今年の試験日は以下のような日付になっています。

158回試験( 試験日) 6月13日  (受験料)2850円
159回試験 ( 試験日) 11月21日  (受験料)2850円
160回試験 ( 試験日) 2月27日  (受験料)2850円

オンライン試験

オンライン試験は三級に関しては2020年の12月14日から始まった試験で、統一試験と同じ出題範囲となっています。

オンライン試験は統一テストと違い、県内に複数の試験会場があり、随時申し込むことができるため、忙しい方は自分のペースで受験することができます。
僕は木曜日に申し込みをして日曜日に受けるというかなりスピーディーな受験をしました笑

(統一試験の試験日に近い以下の期間だけは受験できません)
・2021年6月7日~6月16日
・2021年11月15日~11月24日
・2022年2月21日~3月2日

受験料は2850円と変わりませんがネット申し込みで手数料の500円がかかり、合計3350円僕は支払いました。

会場には30分前~5分前に入れます。そして、早く入ると試験の申込時間を待たずに試験を受けることができてしまうので早くついてさっさと受けるのもありかと笑
(僕は14時予約だったのですが、13時45分くらいには試験スタートしてました笑)

試験の流れとしては受付をすました段階でA4の紙2枚とボールペンが渡され、その紙を計算用紙として試験会場の自分の席のパソコンで問題に答えていきます。
そして、試験が終わり次第すぐに自分の点数と合否が画面に映し出されます

最後には受付で結果のURLが乗った紙が渡され、そのURLからpdfの合格証をダウンロードできます。

実際に僕がもらったQRコードです(モザイクだらけですみません笑)
結果

必要な持ち物は以下のものです。
・電卓(無駄な機能がないほうがいいので、100均とかのものがベスト)
・身分証明書(HPに書かれているもの、僕は運転免許証を持っていきました)
以上です笑

僕個人としてはかなり融通が利くと思ったのでこのオンライン試験をお勧めしたいです。
ぜひここからチェックしてみてください!!

勉強はどうやったのか?

 

お待たせしました。お待たせしすぎたのかもしれません。

僕の使った教材について解説します!

簿記は有名すぎて様々な教材がありすぎて、どれを買えばいいのかわからないために行動できない人もいると思います。
そこで僕が利用した教材について解説したいと思います。

僕自身は完全に独学で合格しました!
そのため、試験料も併せて約5000円で資格を手に入れることができました笑
そして、この方法は十分再現性が高い方法です。

具体的な合格までの勉強方法なのですが、必要な教材は2つだけです!

1つ目はふくしままさゆきさんの著書、「ホントにゼロからの簿記3級」です。
2つ目はTAC出版の「スッキリ受かる 日商簿記3級 予想問題集2021年」です。

この教材は2つ合わせても1500円ほどです笑
それぞれの教材の解説していきます。

「ホントにゼロからの簿記3級」は経理で実際に働いているふくしままさゆきさんがkindleで出版した簿記三級の教科書となる1冊です。

この本の特徴としては実務をこなしている人ならではの解説の細かさが素晴らしい所です。
そのため、簿記をとって経理や会計職に就きたいと考えている人にとっては試験に合格するためでなく、実際に使える知識が身につくと思います。

また、ふくしまさんはYouTubeでも解説をしているので「この本に書かれているリンクからYouTubeの動画を見る→本書を読む」の流れで勉強することで理解が深まります!
またこの教材はkindleなので、通勤時間やお昼休憩の時間を有効活用して勉強できます。

また、このシリーズに簿記二級などもあるのでぜひチェックしてみてください!!

「スッキリ受かる 日商簿記3級 予想問題集2021年」は上記の「ホントにゼロからの簿記3級」で理解した内容のアウトプットとして使っていただく教材です。

この本には9回分の筆記試験の問題があり、これだけの問題数をこなせば三級の合格にはぐっと近づくと思います!!

 

そしてこの本では特徴として筆記試験だけでなく、オンライン試験にも対応しています。
そのため、ネットから本番のオンライン試験と全く同じ形の試験を受けることができます。

僕自身は約1か月、仕事がない時間にこの2つの教材のみで合格出来ました!!

ネットには様々な教材があって悩むかもしれませんが、正直このセットで間違いないです。
なんたって病院勤務の医療職という経済とはかけ離れた僕ですら受かったのですから笑

皆さんも上記のセットをやり、1度やり終わっても数回解きなおしたり、読み直すことで必ず理解できます。

最後に

 

いかがでしょうか?
簿記三級をとることに対してかなりハードルが下がったのではないでしょうか?笑

実際に経済とはかけ離れた病院で働いている僕でも合格できたので、この記事の勉強法で受かると思います。受かるとは!!

ですが、受かって資格を取ることと「実際に完ぺきに理解して仕事に生かすこと」はまるで違う話です。

僕自身も正直受かりはしましたが、経理の仕事をやることになったら確実にわからな過ぎて続かないと思います。

そういった意味ではオンラインスクールなどで簿記の知識を体系的に学ぶことの方が合格の確率が上がるのみならず、理解も深まり、実際に仕事には生かしていけると思います。

僕自身が勉強をする前に検討した「簿記を学べるサービス」については以下に書いてみたので、興味があれば無料なので資料請求だけでもしてみるといいと思います。

1.いつの時代にも求められる税務知識や日商簿記3,2級など経理に役立つ100講座が学べる動画サイト
→こちらのサービスは各試験の直前に講義の動画が配信されています。また、980円/月払うと他の資格の動画も見れる様で、様々な資格に挑戦したい人にはもってこいのサービスになっています。

2.  
→月額1078円から簿記三級だけでなく、FPなどの関連資格の勉強もできます。
簿記三級においては435問もの問題に挑戦できます!!すごい、、

実際に資格を取る体験はとても楽しいことです。
知識が増えるだけでなく、達成感も半端ないです。(資格マニアが現れるのも理解できます笑)
ぜひ皆さんも挑戦してみて下さい!!

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おわり。


このブログではヴィーガンの暮らしにスポットを当てた「断肉」の食生活、私の職場である医療系分野・病院に関する内容、また、趣味であるサウナ・読書について発信しています。

このブログを見ていただけることでこれらの分野の知識をサクッと学べるだけでなく、行動にも移せると思います。
月10本投稿を目標に定期的に投稿しているのでぜひブックマークなどして見に来ていただけると嬉しいです。

また、web制作に対する知識も身につけているのでそちらの案件も対応させていただきます。
こちらにポートフォリオを作っているのでぜひご確認ください!!

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